人権の定義

あなたにはどんな人権があるのでしょうか?

まず、基本的な言葉の定義から始めましょう。

人間:(名詞)
ホモ・サピエンスの種の一員。男女または子供。ひとりの人。

権利:(名詞)
認められているもの、または許されているもの。保証された自由。

人権:(名詞)
人が人間であるという理由だけで持っている権利。

もしあなたが街を歩く人々に「人権とは何ですか?」と尋ねたとしたら、さまざまな答えが返ってくるでしょう。彼らは自分が知っている権利をあなたに答えてくるでしょう。しかしすべての人権を知っている人はほんの少ししかいません。

上記の定義にある通り、権利とは、ある種の自由です。それは、あなたが人間であるがゆえに与えられているものです。

人権は、個人を尊重するという原則に基づいています。その基本的な前提は、それぞれの人が道徳的かつ理性的な存在であり、敬意をもって遇されるに値するというものです。それらが人権と呼ばれるのは、普遍的なものであるからです。固有の権利を享受する国家や特殊な集団が存在する一方で、人権はすべての人に適用されるものなのです。その人が誰であろうと、どこに住んでいようとです。単にその人が生きているからです。

ですが、多くの人は、自分たちの権利を挙げるように言われると、言論や信条の自由を挙げるか、他のひとつかふたつの権利を挙げるでしょう。これらは間違いなく重要な権利ですが、人権の全範囲はかなり広範なものです。それが意味するのは、選択と機会であり、職を得たり、職業を選んだり、自由に伴侶を選び、子供を育てる自由のことを意味します。その中には、どこにでも移動する自由、嫌がらせや虐待、そして勝手な解雇に脅かされることなく、仕事をして給与を得る権利が含まれます。それには、憩いの時間を持つ権利さえ含まれています。

過去の時代においては、人権がありませんでした。その後、人には一定の自由があるはずだという考え方が出てきました。そしてその考えは、第二次世界大戦後、世界人権宣言という文書において、すべての人に認められた30の権利となってようやく実現したのです。